米中古住宅販売:4月は前月比2.3%減、在庫のひっ迫続く

4月の米中古住宅販売件数は前月比で減少。落ち込みは市場予想以上だった。住宅在庫のひっ迫が住居用不動産市場を引き続き圧迫してることが示唆された。

  全米不動産業者協会(NAR)が24日発表した4月の中古住宅販売件数は、季節調整済み年率で前月比2.3%減の557万戸。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は565万戸だった。前月は570万戸と、速報値の571万戸から修正された。

  中古住宅価格(中央値)は24万4800ドルと、前年同月から6%上昇した。在庫は前年同月比9%減の193万戸と、前年比では23カ月連続の減少。

  NARの住宅調査マネジングディレクターのダニエル・へイル氏は統計発表後の記者会見で、「初めての住宅購入者にとって、在庫不足は手頃な物件探しを難しくさせている」と述べ、「住宅価格の伸びは所得の伸びを上回っており、賃貸もまだ高い。低水準の在庫は今年も住宅価格が上昇する可能性を示唆している」と続けた。

  中古住宅販売は全米4地域のうち3地域で減少。南部では5%減少、西部と北東部でも販売が減少した。

  販売に対する在庫比率は4.2カ月と、前月の3.8カ月から上昇した。NARは同比率が5カ月を下回ると供給タイトと認識している。

  4月の一戸建て販売は2.4%減の年率495万戸。コンドミニアムなど集合住宅は1.6%減の62万戸だった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Drop in U.S. April Home Resales Shows Persistent Inventory Woes(抜粋)

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