中国株:上海総合指数、引け際に上げに転じる-ハンセン指数も上昇

  • 上海総合指数は一時1.3%安-ムーディーズの中国格下げで
  • 香港市場ではハンセン指数が0.1%高で終了

24日の中国株式市場で、上海総合指数は取引終了間際に上げに転じた。米ムーディーズ・インベスターズ・サービスが中国を1段階格下げしたことを受け、一時は大きく下げていた。

  上海総合指数は前日比0.1%高の3064.08で終了。取引時間中には1.3%安となる場面もあった。

  深圳上場の小型株で構成される創業板(チャイネクスト)指数は一時1.6%安となったが、結局1%上昇で引けた。香港市場ではハンセン指数が0.1%上げた。

  ムーディーズは中国の格付けを「A1」と、従来の「Aa3」から引き下げ。格付け見通しは「安定的」とし、これまでの「ネガティブ(弱含み)」から変更した。中国財政省は改革を深化させ需要を押し上げる政府の能力を同社が過小評価しているとの声明を発表した。

  米MSCIのヘンリー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、中国本土市場で多くの銘柄が売買停止となっていることなどについて懸念を示した。MSCIは中国本土株を同社の株価指数に組み入れるどうかの判断を6月20日に発表する。

  京華山一(香港)の彭偉新ストラテジストは「上海総合指数の3000割れを当局は望んでいないようで、その水準に近づくと相場安定を狙った買いが入り始める」と指摘した。

原題:Chinese Stocks Erase Losses Triggered by Moody’s Cut and MSCI(抜粋)

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