MSCI:中国本土株、指数採用前に解決すべき「多くの問題」

  • フェルナンデスCEOがブルームバーグテレビのインタビューで発言
  • MSCIは6月20日に本土株に関する決定を発表

米MSCIのヘンリー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、中国本土株が同社の新興市場株価指数に組み入れられるためには、中国側に一定の課題が残されているとの認識を示した。

  同CEOはブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「短い期間のうちに解決すべき問題がまだ多くある」と言明。「われわれは全ての面で多くの進展を遂げつつある」としながらも、それが本土株の指数採用決定を「意味するものではない」と語った。

  フェルナンデスCEOは本土株を巡る同社の判断を6月20日に発表すると説明。この問題ではすでに顧客企業100社ほどの意見を聞いており、今後は同数程度のクライアントと話すという。

  同CEOは、中国の適格外国機関投資家(QFII)および人民元適格外国機関投資家(RQFII)制度について「改革プログラム」がないと分析し、MSCIとしては本土と香港の証券取引所を結び株式売買の相互取り次ぎを実施している「株式接続」を注視していると話した。

  さらに「中国ではまだ100を超える株式銘柄が売買停止となっており、その数自体が新興市場の中で極端に多い。株価指数の価値の約5%に当たる」と述べ、市場データの問題も「大きい」と論じた。

原題:MSCI Sees ‘Lot of Issues’ to Solve on China Stock Inclusion (1)(抜粋)

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