東芝:秋にも米WHの売却先探しを開始-破産法手続き進展へ

東芝は傘下の米原子力子会社、米ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)について、米破産法に基づく手続きが進めば、株式の売却手続きを今秋にも始める可能性がある。WHのマーク・マラノ最高執行責任者(COO)が明らかにした。

  WHのマラノCOOは23日、アリゾナ州スコッツデールでのインタビューで、東芝が過半を保有するWH株の売却を望んでいることを「かなり明白に市場に示唆してきた」と指摘。「破産法11条に基づく手続きがさらに進めば、そのプロセスは秋にかけて実現する可能性」があるなどと述べた。

  WHは7月に事業計画を破産裁判所とDIPファイナンスの委員会に提出する予定。米州地域社長のデービッド・ハウエル氏は、その数カ月後の承認を見込むとインタビューで語った。

  WHは工期長期化などで損失が拡大し、3月29日に破産法適用を申請、東芝の債務超過の主因となり、2017年3月期に連結対象から外された。綱川智社長が売却方針を示す中、売却先候補には韓国や中国の原発会社が挙がっている。

  東芝の24日の株価は小幅ながら2日続伸で始まった後、一時12%高の258.8円まで上昇。その後は250円を挟んで推移している。

原題:Toshiba May Seek Buyers for Westinghouse Starting This Fall (1)(抜粋)

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