中国の浙江吉利、マレーシア・プロトンの株式約50%取得-関係者

  • 成功すれば、浙江吉利にとって2010年以来の大規模買収となる
  • DRBは政府救済を受けたプロトンの提携先を探していた

マレーシアの複合企業DRBハイコムは不振が続く傘下の自動車メーカー、プロトン・ホールディングスの保有株約50%を中国の資産家、李書福氏が率いる浙江吉利控股集団に売却することで合意した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところでは、DRBの取締役会は浙江吉利の提案を23日に承認した。プロトンは英スポーツカーメーカーのロータス・カーズも保有する。関係者によると、早ければ24日の発表が計画されている。DRBの証券取引所への届け出によると、発表待ちで同社株は24日、売買停止となっている。

  取引が完了すれば、政府による救済融資の条件の一部として外資との提携を余儀なくされていたプロトンにとって長く続いたプロセスがようやく終わりを迎えることになる。一方、浙江吉利にとって、実現すれば同社の買収案件としては2010年にスウェーデンのボルボ・カーズを米フォード・モーターから15億ドル(現在のレートで約1680億円)で買収して以来最大の規模となる。

  DRBの担当者はコメントを控えた。浙江吉利の担当者に通常の営業時間外に取材を試みたが、今のところ返答はない。プロトン株取得を巡り浙江吉利と競っていたフランスのグループPSAのコメントも得られなかった。

2001年にプロトンの工場を視察するマハティール首相(当時)

原題:China’s Geely Said to Buy Stake in Malaysian Carmaker Proton (1)(抜粋)

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