ゴールドマンが元富裕層アドバイザー2人を提訴-顧客引き抜きと主張

  • ゴールドマンは守秘義務と勧誘禁止契約に違反する行為の禁止求める
  • シカゴで富裕層顧客に対応するチームの責任者2人は19日に退職

米銀ゴールドマン・サックス・グループは、プライベート・ウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)部門の元バイスプレジデント2人が、自分たちの新たな投資顧問会社のために顧客の引き抜きを行ったとして、2人を相手取りニューヨーク州裁判所に訴えを起こした。

  ゴールドマンが22日にニューヨークの州裁判所に提出した訴状によれば、元行員のジェフリー・フリードスタイン氏とジョゼフ・ページ氏は19日に退職の意思を通知してきたが、2人が数カ月にわたり新会社「グレー・ストリート・キャピタル」の設立準備を進めており、ゴールドマンの顧客2人に契約を乗り換えるよう働き掛けていたことが、その後分かった。守秘義務と勧誘禁止契約に違反する行為の禁止を命じるよう同行は求めている。

  ウォール街の大手金融機関を退職するアドバイザーのグループは従来よりも規模が拡大し、数百の顧客と数十億ドルの運用資産を持ち去るケースも多い。これらの離脱組が設立する独立系会社の市場シェアは過去10年でほぼ倍増し、運用資産全体に占める割合は20%に近づきつつある。

  訴状によると、フリードスタイン氏とページ氏は、他のゴールドマンの行員2人をグレー・ストリート・キャピタルに引き入れようと動き、雇用契約に違反したと同行は主張した。フリードスタイン氏は、訴訟に関するコメントを控えている。ページ氏にコメントを求めて、ボイスメールと電子メールでメッセージを残したが、これまでのところ返答はない。ゴールドマンによれば、2人はシカゴを拠点に50人の富裕層顧客に対応するチームを統括していた。

原題:Goldman Sachs Sues Two Ex-Executives Over Client Poaching (3)(抜粋)

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