トランプ陣営とロシア、疑問生じさせるやり取りあった-前CIA長官

米国のブレナン前中央情報局(CIA)長官は、情報当局が示したロシア政府関係者と大統領選でのトランプ陣営とのやり取りから、協力の存在を問う余地が生じたと語った。

  ブレナン前長官は23日に下院情報委員会で証言し、「ロシア政府関係者とトランプ氏の選挙運動に関わった米国人の間で、私が懸念していたやり取りがあったとの情報があり、私自身今もそうだと認識している」と発言。このやり取りでロシア側がトランプ陣営の「複数の人物から協力を得ることができたのかについて、心の中でいま一度疑問が上がった」と語った。

  前長官は「共謀」があったかどうかはわからないと述べた。昨年8月にはロシア連邦保安局(FSB)に対し、米選挙への干渉を続けるなら「米国の有権者は激怒するだろう」と電話で伝えたことを明らかにした。

  一方、上院軍事委員会で開かれた別の公聴会でコーツ国家情報長官は、トランプ大統領からロシアとの間に共謀はないと公に否定するよう圧力を受けたかどうかについて、肯定も否定もできないと回答した。

  コーツ長官はただ、大統領選へのロシア関与疑惑を調査するため先週指名されたモラー特別検察官には積極的に協力する意向を表明。自身と大統領との間の議論や情報は開示されるべきではないとしつつ、議会の調査委員会に召喚されれば「何を知っていて、何を知らないのか」情報を提供するのはやぶさかでないと付け加えた。

原題:Trump Campaign’s Russia Contacts Raised Questions, Brennan Says(抜粋)

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