フリン前補佐官、ロシア疑惑の米上院調査に黙秘権行使へ-関係者

  • 書類提出求める上院情報特別委からの召喚状に従うのを拒否へ
  • フリン氏からの訴追免除の要請を議員らは拒否していた

昨年の米大統領選にロシアが干渉したとされる疑惑の調査で、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)は米憲法修正第5条に基づく黙秘権を行使することで、書類提出を求める上院情報特別委員会からの召喚状に従うのを拒否する。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

  同関係者が匿名を条件に語ったところによれば、フリン氏が黙秘権を行使するのは、議員数人が同氏は訴追されるべきだと述べたことが理由という。

  ロシア疑惑に関する米連邦捜査局(FBI)の捜査と議会委員会による調査では、トランプ大統領の現・元側近が対象となっており、フリン氏はその中心的人物。トランプ氏に近い人物が民主党のヒラリー・クリントン候補に不利となるよう、ロシアによる米大統領選への干渉を支援した疑いや犯罪が行われた可能性が焦点となっている。

  ロシア関与疑惑の捜査を「魔女狩り」と批判するトランプ大統領は、フリン氏の捜査をやめるようコミーFBI長官(当時)に求めたとの報道を否定している。フリン氏は駐米ロシア大使との接触について虚偽の説明をしていたとして解任された。大統領からFBI長官への捜査中止の要請があったのはフリン氏解任の翌日だったとされる。トランプ氏はその後、コミー長官を解任した。

  同関係者によると、フリン氏は22日に自身の立場や懸念について上院情報特別委に書簡で伝える見込み。同氏は以前、訴追免除が与えられるなら議会で証言すると述べていたが、議員らはこの提案を退けた。

原題:Flynn Said to Cite Fifth Amendment, Reject Senate Subpoena (1)(抜粋)

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