トランプ大統領がイスラエル訪問、イランの脅威バネに中東和平目指す

  • 最も困難なディールの一つと聞くが、最終的には達成へ-トランプ氏
  • 共通の危険はかつての敵同士をパートナーにする-ネタニヤフ首相

トランプ米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相は22日、かつて敵対的だったアラブ諸国とユダヤ人国家イスラエルが協力し共通のライバルであるイランに立ち向かうことで中東和平合意が実現する前例のないチャンスが見られるとの見解を表明した。

  イスラエルを訪問中のトランプ大統領はネタニヤフ首相とエルサレムで会談後、「最も困難なディールの一つだと聞いているが、最終的には達成されると私は受け止めており、そう望む」と述べた。

  ネタニヤフ首相は「共通の危険はかつての敵同士をパートナーにする」と述べ、「変化を本当に期待できるのは私の人生で初めてだ」と語った。
  
  イスラエル訪問に先立ち、トランプ大統領はサウジアラビアでアラブ諸国の指導者と週末に会談し、イスラム教徒の過激主義に立ち向かうよう求めた。大統領は23日にはベツレヘムのパレスチナ領を数時間訪れ、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談する。

  トランプ大統領はこの日早くにイスラエルのリブリン大統領とも会い、イランによる過激派組織への支援がイスラエルとペルシャ湾岸沿いのアラブ諸国の双方に脅威だと指摘した。

  「決してイランに核兵器の開発を認めてはならないと、米国とイスラエルは声を一つにして宣言できる」ともトランプ大統領は述べていた。

イランの核兵器保有を巡り米国・イスラエルの共通のビジョンについて語るトランプ大統領

Source: Bloomberg

原題:Trump Makes Israel Peace Bid by Trying to Leverage Iran Threat(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE