米国債:軟調レンジ取引、社債発行や株式相場の堅調が重しに

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22日の米国債は小幅安。10年債利回りは狭いレンジで推移した。投資適格級の社債発行の発表や株高、欧州債の下落が影響した。

  この日はベクトン・ディッキンソンが96億7500万ドル相当、エネル・ファイナンスは50億ドル相当の社債をローンチした。

  10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇の2.25%だった。

  トランプ米大統領は中東を歴訪中で、FBI長官解任などに伴う国内問題への関心をそらすことに成功している。大統領が訪問したサウジアラビアは米企業と防衛やエネルギー、インフラなどで複数の大型取引を結んだ。トランプ大統領はこの後欧州を訪問する。

  海通国際証券集団のセールストレーディング担当マネジングディレクター、アンドルー・サリバン氏(香港在勤)は、「トランプ大統領が海外を訪問している数日間、あまりニュースがないことを望む。落ち着きを取り戻すチャンスになればいいと期待している」と述べた。

  23日には米予算教書が公表され、24日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が議事録(5月2-3日開催分)を公表する。石油輸出国機構(OPEC)は25日にウィーンで会合を開く。減産合意が延長されるかどうかが注目されている。
  
原題:Treasuries Tread Water, Curve Steepens as IG Deals Ramp Up(抜粋)
U.S. Stocks Rise as Oil Advances, Dollar Weakens: Markets Wrap(抜粋)

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