メルケル独首相:「弱過ぎる」ユーロ、貿易黒字の一因となっている

  • メルケル首相の発言を受け、外国為替市場でユーロは上昇
  • 原油安も貿易黒字に寄与、国内投資が必要とメルケル首相

ドイツのメルケル首相は「弱過ぎる」ユーロ相場と原油安が、同国貿易収支を黒字にしている一因だと指摘した。22日ベルリンでの学校訪問で学生たちに語ったもので、国内の投資拡大が不均衡の解消につながり得ると述べた。

  「ユーロは弱過ぎる。これは欧州中央銀行(ECB)の政策が理由だ。これによってドイツ製品が相対的に安くなっている。従って、ドイツ製品はよく売れている」と語った。

  原油安も輸入価格の低下を通じてドイツ貿易黒字の一因になっているとして、原油価格が今の1.5倍ならドイツの輸入額は増えると指摘。「ではどうしたらよいのか。われわれにできるのは国内で投資を増やすことだ」と語った。

  メルケル首相はフランスとの関係など、ドイツの外交政策について質問に答えた。マクロン仏大統領の選出は「フランスの政治における異例の出来事」だとし、政権の「成功に向けて支援しなければならない」と述べた。

  フランスに対するドイツの貿易黒字を減らす一つの方法は仏製品などの内需拡大だが、「フォルクスワーゲンではなくルノーを買うよう国民に強制することはできない」と語った。

  首相の発言を受けてユーロは上昇し、一時1ユーロ=1.1260ドルを超えた。

原題:Merkel Says ‘Too-Weak’ Euro Partly to Blame for German Surplus(抜粋)
Merkel Says ‘Weak’ Euro Partly to Blame for German Surplus (1)(抜粋)
EUR Climbs Above 1.1260 Amid Merkel-Inspired Gains: Inside G-10

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