米国債に対してドイツ債売り、ECBのサプライズ警戒-アバディーン

アバディーン・アセット・マネジメントは、米国債に対してドイツ国債を売る取引を行った。投資家は米利上げ見通しを受け入れているが、欧州中央銀行(ECB)による引き締めリスクを織り込んでいないリスクがあると指摘した。

  ECBが量的緩和縮小や利上げの可能性に言及している中で、「ECBから市場に驚きがもたらされる公算の方が大きい」とオーストラリア債券責任者のニック・ビショップ氏が述べた。それに対し、米国の利上げは「利回り曲線にほぼ織り込まれている」と指摘した。

  10年物米国債のドイツ債に対する利回り上乗せ幅は昨年12月のピークから、約50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小した。

  バイトマン独連銀総裁は先週オーストリア紙スタンダードとのインタビューで、物価が再び上昇する際にECB政策委員会が「気骨を示す」必要があると発言。リトアニア中銀のバシリアウスカス総裁は、金融緩和策の縮小を今秋発表する前に論拠の構築を6月会合で開始するべきだとの見解を示した。

原題:Aberdeen Sells Bunds Against Treasuries on ECB’s Surprise Tone(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE