ヘッジファンド、OPEC原油減産延長の効果期待せず-買い越し減少

  • 資産運用会社によるWTI買い越し、4週連続で減少:CFTC
  • アナリスト25人のうち24人が6カ月以上の減産延長を予想

石油輸出国機構(OPEC)の原油減産延長をめぐる観測で原油市場は再び上昇しているが、ヘッジファンドは確信がないようだ。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油価格上昇を見込む資産運用会社の買い越しは4週連続で減少し、昨年11月初め以来の低水準に落ち込んだ。原油相場の回復はOPECによる減産延長への信頼感を示唆しているものの、減産延長合意の効果については懐疑的な見方が続きそうだ。

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「減産へのOPECのコミットメントを疑問視する投資家の見方もある。いかなる合意に達しても、その有効性については疑問が残る」と指摘した。

  ブルームバーグがアナリスト25人を対象に実施した調査では、24人が25日にウィーンで開く総会でOPECが少なくとも6カ月間、減産を延長することで合意するとの見通しを示した。

  CFTCによると、ヘッジファンドによるWTIの先物とオプションの買越残高は16日終了週に4.5%減少し16万1294枚となった。これは、OPECが8年ぶりの減産で合意する3週間前の昨年11月8日以来の低水準。

原題:Hedge Funds Shrug Off OPEC Hype With Oil Bets at Five-Month Low(抜粋)

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