ディア:最高値更新、通期見通し予想上回る-農業の最悪期過ぎた兆候

19日の米株式市場では、農業機械メーカー最大手の米ディアの株価が最高値を更新。同社が発表した2017年10月通期の利益見通しが全ての市場予想を上回った。米農業セクターの最悪期が過ぎたことを示す最も強い兆候の一つとなった。

  19日発表の2-4月(第2四半期)決算では、利益が18四半期連続で予想を上回った。同社は工場での経費削減の継続を理由に挙げたほか、通期の業界全体の機器売上高が南米で20%増加するとの見通しを示した。

  ディアは依然として最大の市場である米国とカナダで売り上げ減少を見込んでいるものの、トラクターやコンバインの1台当たりの平均価格が改善している。これは米国の農業収入が4年連続で減少する見通しであるにもかかわらず、農家が機器の買い換えに動いていることを示唆する。

  ディア株は前日比7.3%高の120.90ドル。発表資料によると、通期の機器売上高の伸び率見通しは約9%と、従来の約4%から引き上げられた。

原題:Deere Surges on Signs of Green Shoots in Rough Farm Economy (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE