19日の米国債市場では、10年債が午後に下げをほぼ埋める展開。米大統領選でトランプ陣営とロシアが協調していた可能性を巡る捜査で、現ホワイトハウス当局者1人が参考人として特定されたとのワシントン・ポスト(WP)紙の報道が手掛かり。

  午前中はクアルコムの起債予定発表なども重しとなり米国債相場は軟調な展開となり、利回りは狭いレンジ内で推移していた。WPの報道が伝わると、株式相場がこの日の高値から下げ、それを手掛かりに米国債は下げを縮めた。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.24%。

  WPによれば、捜査対象となっている同当局者はトランプ大統領に近い人物。捜査は一段と活発な段階に入りつつあるもようで、捜査官らは事情聴取を進めており、召喚状を発行するために大陪審に働きかけているという。

  また米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、トランプ大統領は5月10日にホワイトハウスの執務室でロシア当局者と会談した際、コミー前連邦捜査局(FBI)長官は「狂った、本当にいかれた人物だ」と話していたと報じた。トランプ大統領はロシア側にコミー氏解任で「重い圧力」が緩和されたと語っていたという。

原題:Treasuries Rise, Flatten in Late Session After Wash. Post Report(抜粋)
原題:USTs Subdued, Steeper After Qualcomm Deal; Rate-Locks May Weigh(抜粋)
原題:CORRECT: WH Official Said of Interest in Russia Probe: WaPo
(抜粋)
原題:Trump Said to Tell Russians Comey Firing Relieved Pressure: NYT(抜粋)

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