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●日本株3日ぶり反発、米統計堅調で世界連鎖安一巡-金融、資源上げる

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  東京株式相場は3日ぶりに反発。市場予想を上回る製造業、失業関連の米国経済統計が好感され、トランプ米大統領のスキャンダルをきっかけにした世界的な株安連鎖が一巡した。前日大きく下げた保険や証券、銀行など金融株が見直され、景気敏感の鉱業や海運、商社など資源株、鉄鋼株も高い。

  TOPIXの終値は前日比4.72ポイント(0.3%)高の1559.73、日経平均株価は36円90銭(0.2%)高の1万9590円76銭。

  しんきんアセットマネジメント投信の鈴木和仁シニアアナリストは、「新たなトランプ米大統領関連の悪材料に警戒は必要だが、米国をはじめとする世界経済は順調で、日本のファンダメンタルズは良好」と指摘。前日の急落を受け短期過熱感もほぼ解消でき、「押し目買いを狙っている向きもある」と言う。

  東証1部33業種は保険や証券・商品先物取引、鉱業、鉄鋼、パルプ・紙、銀行、繊維、海運、卸売、ガラス・土石製品など21業種が上昇。サービスや電気・ガス、医薬品、倉庫・運輸、小売、不動産、陸運など12業種は下落。電気・ガスなど内需セクターは、直近の急速な下げ局面で相対的に堅調で、売り対象になりやすかった。

  売買代金上位では三菱UFJフィナンシャル・グループやブイ・テクノロジー、東京エレクトロン、東芝、第一生命ホールディングス、三菱商事が上げ、ゴールドマン・サックス証券が投資判断「買い」を再強調したルネサスエレクトロニクスも高い。半面、グーグルが新しい求人検索サービスを導入することが分かり、競争激化懸念でリクルートホールディングスやテンプホールディングスなど人材関連銘柄は売り込まれた。みずほ証券が投資判断を弱気に下げた大阪ガスも安い。

  • 東証1部の売買高は19億863万株、売買代金は2兆4077億円
  • 上昇銘柄数は1090、下落は804

●債券上昇、中期ゾーンの買いが相場押し上げ-超長期も堅調推移が継続

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  債券相場は上昇。前日の米国市場で株安・債券高の流れが一服したことを受けて売りが先行した後、軟調な推移が続いていた中期ゾーンの現物債などに買いが入り、相場全体が押し上げられた。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は、前日比1銭安の150円56銭で取引を開始し、いったん150円48銭まで下落。午後は水準を切り上げ、150円68銭まで上昇し、結局は6銭高の150円63銭で引けた。

  みずほ証券の山内聡史マーケットアナリストは、相場上昇について、「中短期ゾーンが持ち直した影響が大きいのではないか。足元で弱い地合いが続いて調整が進んだので、水準面からいったん買いが入った可能性が高い」と説明。もっとも、同ゾーンについては、「日銀オペ減額の要因がじわじわと影響してきている。このまま買い進まれていくかどうかは疑問だ。日銀のスタンス次第ではないか」と述べた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の346回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばいの0.04%で開始。一時0.5ベーシスポイント(bp)高い0.045%に上昇したが、その後0.035%まで下げた。新発2年物の376回債利回りは0.5bp高いマイナス0.15%を付けた後、マイナス0.165%まで買われた。新発5年物の131債利回り利回りはマイナス0.105%と2カ月ぶり高水準から、マイナス0.125%まで低下した。

  超長期債は前日に続いて堅調。新発20年物の160回債利回りは1bp低い0.555%、新発30年物の54回債利回りは1bp低い0.795%にそれぞれ低下した。

●ドルは111円台前半、ドル売り圧力は一巡-米政権疑惑の行方を注視

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=111円台前半で推移。トランプ米政権に対するロシア疑惑が重しとなる中、前日の米国市場で良好な経済指標を受けてドルが主要通貨に対して反発した流れを引き継ぎ、底堅く推移した。

  午後4時2分現在のドル・円は前日比0.2%安の111円27銭。早朝に111円60銭まで上昇した後、111円11銭まで下落した。その後は、111円台前半で推移した。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%安の1206.46。

  しんきんアセットマネジメント投信運用部の加藤純主任ファンドマネジャーは、米政権の問題は「一朝一夕に片付く話でない」としたうえで、「こういうニュースは最初に結構インパクトがあって、その後は薄れる。新しい情報が出てこなければ、ドル・円は110~112円程度で様子見になるのでないか」と語った。

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