欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、リトアニア銀行(中央銀行)のバシリアウスカス総裁は、金融刺激策の縮小を今秋発表する前に論拠の展開を開始するタイミングとして、6月の政策委を利用すべきだとの見解を明らかにした。

  バシリアウスカス総裁は18日にフランクフルトで行ったインタビューで、ECBはユーロ圏の経済成長に対するリスクが今や双方向にバランスの取れた状態にあるとの認識を示し、金融政策が緩和よりも引き締めに向かう可能性が高いという見通しを反映するようにフォワードガイダンスの修正を検討する必要があると発言。その一方で、慎重な対応を強く求め、金融刺激策解除で想定される手順を変更する理由は見当たらないと語った。

  バシリアウスカス氏は「考え得る決定については、恐らく秋まで待つだろう」と述べ、12月まで決定を遅らせることは「プログラム終了まで十分な余裕がないため、遅きに失する可能性が高い」と分析。「全員が6月にフォワードガイダンスを検討する用意ができている。私の個人的な考えでは、われわれは確かなデータを検証し、その後コミュニケーション変更のペースについて話し合うことになるだろう。私は市場の不意を突くことは望まない」と述べた。

原題:Vasiliauskas Sees ECB Building Case in June for Autumn Signal(抜粋)

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