米大統領:フリン氏捜査の中止求めてない-ロシアとの共謀否定

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  • トランプ氏:捜査は「米史上最大の魔女狩り」、国を分裂させる
  • モラー独立検察官には召喚状送付や証人喚問など幅広い権限

トランプ米大統領は18日、フリン前大統領補佐官への捜査を中止させようと試みたことはないと述べるとともに、2016年の大統領選でのトランプ陣営とロシア側の共謀を否定した。

  同大統領はホワイトハウスでの記者会見で、当時のコミー連邦捜査局(FBI)長官にフリン氏への捜査中止を求めたかと問われたのに対し、「していない、していない。次の質問」と述べた。同大統領は弾劾に値する犯罪につながることを行ったと考えるのは「実にばかげている」と語った。

  米大統領選へのロシアの介入疑惑を巡る複数の捜査についてトランプ氏は同日、「米史上最大の魔女狩りだ」と述べ、国をいたずらに分裂させると批判。ただ、司法省が前日にこの調査を監督する特別検察官としてロバート・モラー元FBI長官を任命した人事については尊重する姿勢も示した。

  トランプ大統領は捜査の正当性に疑問を呈したものの、共和・民主両党議員の多くはモラー氏の特別検察官起用を政府機関の信頼回復と秩序ある捜査の手段になると歓迎した。モラー氏を特別検察官に任命したローゼンスタイン司法副長官は18日午後に上院の非公開の会議で、ロシア疑惑捜査の状況のほか、トランプ大統領による先週のコミーFBI長官解任劇で自身が果たした役割について説明した。

  同大統領は18日、民主党の大統領候補だったヒラリー・クリントン氏の国務長官時代の私用電子メールサーバー使用問題を巡る捜査でコミー氏の対応を民主・共和両党が同様に批判していたため、コミー氏解任を決めれば受け入れられると思ったと述べた。さらに、コミー氏の最近の議会証言は「お粗末だった」と述べ、ローゼンスタイン氏がコミー氏の欠点を説明した「強い調子の書簡を」記したと付け加えた。

  トランプ大統領は次期FBI長官の選定を「近く」発表する考えも示した。大統領は同日先に、民主党議員から無所属に転じたジョゼフ・リーバーマン元上院議員を有力候補の1人として挙げている。
  

原題:Trump Denies Trying to Quash Flynn Probe, Any Links to Russia(抜粋)

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