米GM:いすゞに南ア資産を売却へ-1926年開始の現地生産を中止

  • 南アフリカ市場で「シボレー」ブランドを廃止へ
  • バーラCEOが進める世界的な事業再編の一環

米ゼネラル・モーターズ(GM)は、南アフリカで1926年に開始した自動車生産を中止する。利益向上を狙った世界的な組織再編の一環で、同社は同国にある工場などをいすゞ自動車に売却する計画を明らかにした。

  GMが18日発表した資料によれば、いすゞはポートエリザベスにある商業車製造工場のほか、トラック製造合弁事業の株式30%を取得する。取引額は明らかにしていない。GMは南ア市場で「シボレー」販売も終了する。

  GMで国際部門を統括するステファン・ジャコビー氏は発表文で、「南アでの生産への投資を続けたり増やしたりすることで、他の世界的な投資機会で見込まれるリターンを得られないと判断した」と説明した。

  メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は欧州事業をフランスのグループPSAに売却するなど事業見直しを進めている。GMはインド事業を縮小し、輸出に専念することも合わせて発表した。同社は今年2月、ケニアの首都ナイロビを拠点にする東アフリカ事業の過半数の株式をいすゞに売却した。

  GMは1926年に南アでシボレー生産を開始。85年に売却したものの、97年に事業を再開した。同市場での「オペル」ブランドの将来の機会については、PSAとの協力を続けるという。

原題:GM Ends S. African Production After 90 Years With Isuzu Deal (1)(抜粋)

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