17日の米国債相場は急伸。午後に入り上げ幅を拡大する展開となった。10年債利回りは大きく低下。トランプ大統領がコミー連邦捜査局(FBI)長官解任の前に、同氏に対してフリン大統領補佐官(国家安全保障担当)を対象とした捜査の中止を求めていたとの報道が影響した。

  10年債利回りは昨年7月以降で最大の低下となり、2.20%に接近した。10年債と2年債の利回り差は縮小し、イールドカーブはフラット化した。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.22%。2年債利回りは5bp下げて1.25%。

  エバーコアISIのポートフォリオ戦略責任者、デニス・ディバッシャー氏は「終日見られたのは政治面の不透明感で、これはかなり長期間続く可能性が高い」と分析した。

  オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)取引に基づいて推計される6月の利上げ確率は60%程度。利上げが100%織り込まれる時期は11月となり、これまでの9月からシフトした。

原題:Treasuries Surge on Haven Demand as June Fed Hike Odds Tumble(抜粋)
原題:Dow Falls 370 Points, Bonds Rally on Trump Turmoil: Markets Wrap(抜粋)

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