英国:実質賃金が2014年以降で初めて低下、インフレ響く-失業率低下

英国ではインフレ調整した実質賃金が1-3月に2年半ぶりに低下した。失業率は1975年以来の低水準となり労働市場は引き締まっているものの、物価上昇が所得を目減りさせた。

  英政府統計局(ONS)が17日発表した雇用統計によると、1-3月の賞与を除いた賃金は物価調整後で0.2%低下。名目賃金の伸びは2.1%に減速し、8カ月ぶりの低さだった。失業率は4.6%に低下した。

  インフレ率は3%に近づき、消費への重しとなることが懸念される。3月単月では実質賃金は0.5%低下し14年7月以来の大幅減となった。

  1-3月の成長は鈍化したものの、労働市場は堅調を維持している。雇用者数は12万2000人増え過去最多の3190万人。失業者数は5万3000人減の154万人だった。

原題:Britons See First Drop in Real Wages Since 2014 as Prices Bite(抜粋)

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