米TI新チップ、自動車レーダー用で切手サイズに-従来から大幅縮小

米半導体メーカー、テキサス・インスツルメンツ(TI)は16日、自動車や工業用に使える新型チップを発表した。自動車の衝突防止を担うレーダーシステムでは従来のボックス型からサイズが大きく縮小した。

  自動車が前方の人々に衝突しないようにする現在のレーダーシステムは、自動運転システムの構築に向けた取り組みに極めて重要な部分。通常、同システムは複数の部品を収め、数ワットの電力を要する直径数インチのボックス状になっている。TIによると、開発期間が9年に及んだ新たなチップでは大きさが郵便切手のサイズまで小さくなった。

  TIのシニアバイスプレジデント、グレッグ・デレージ氏は、16日から販売するこのレーダーチップは多くの部品の機能をまとめ、設定変更が可能なものになっていると話す。例えば、駐車の際の低速時にはセンサーが付近の状況に目を配り、自動車が高速モードに入った時には数百ヤードを警戒するなどの切り替えが可能。現在、このようなシステムを構築しようとすれば、複数の部品が必要になると同氏は説明した。

  デレージ氏は新チップについて、「新たな製品カテゴリーとみており、革命的なインパクトを持つだろう」と語った。

原題:TI Aims to Replace Big Radar Box in Cars With Tiny Chip(抜粋)

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