世界一美しく過酷な自転車レースのジロ・デ・イタリア、今年100回目

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ジロ・デ・イタリアは「世界で最も美しい場所を走る最も厳しいレース」と主催者が自負する自転車ロードレースだ。自転車レースといえば昨今はツール・ド・フランスが最も注目を集めているが、かつてはこの2つのレースがサイクリングで世界の関心を二分していた。5月5日に始まった今年のジロは100回目の記念大会で、21のステージに分かれた合計3615.4キロメートルのコースが用意されている。選手らが目指すのは、総合成績1位になりピンク色のジャージー「マリア・ローザ」を獲得することだ。

  1. 国内紙ラ・ドメニカ・デル・コリエールに1909年に掲載されたレース風景のイラスト。第1回大会で優勝した元レンガ職人のルイジ・ガンナは、長距離の自転車通勤をしていたと伝えられている

    Source: DeAgostini via Getty Images
  2. 1935年大会に出場したイタリアのアルフレド・ビンダ選手(左)とその横で笑うフランスのアンドレ・ルダック選手。当時の競輪選手は皆、とてつもなく大きいゴーグルとウールのジャージーを愛用していた

    Photographer: AFP/Getty Images
  3. 砂利のコースを走り抜ける選手と観衆(1938年大会より)。この年は全長3645.8キロメートル、18ステージのレースだった
     

    Photographer: AFP/Getty Images
  4. イタリアのファウスト・コッピ(左)とジーノ・バルタリは、自転車ロードレース史上最も偉大とされるライバル関係で知られ、イタリア全土でブームを巻き起こした。1940年には「レニャーノ」チームの助っ人として起用されたコッピが堂々総合優勝を果たし、すでに同チームのスター選手だったバルタリをいら立たせた

    Photographers: AP Photo/Keystone/Hulton Archive/Getty Images
  5. 1974年大会の第1ステージが始まるバチカンで、レース前の本命と目されていたエディ・メルクス選手(ベルギー)の手をとる当時のローマ法王、パウロ6世。ジロで通算5回(歴代最多)優勝した選手だ

    Photographer: Keystone/Hulton Archive/Getty Images
  6. 1988年の第71回大会で初の米国人優勝者となったアンディ・ハンプステン選手。今に至るまで、ジロを制覇した米国人選手はほかにいない。

    Photographer: S. Penazzo/AP Photo
  7. レースリーダーには「マリア・ローザ」と呼ばれるピンク色のジャージーが授与される。

    Photo by Bryn Lennon/Getty Images
  8. 1997年大会のスタート地ベネチアで、レース前に名物のゴンドラに乗る「バティク・デル・モンテ」チームの選手たち

    Photographer: Carlo Fumagalli/AP Photo
  9. イタリア語の愛称「ティフォシ(tifosi)」で知られる熱狂的なファンは、お目当ての選手を間近で見ようと、ロードサイドでの長い待ち時間もいとわない

    Photographer: Franck Fife/AFP/Harry Engels/Getty Images
  10. 大会ごとにルートは変わり、時に悪天候という変化球が選手を待ち受ける。写真は2010年大会でトスカーナ地方の通称「白い道」を進むオーストラリアのカデル・エバンス選手(左)と、カザフスタンのアレクサンドル・ビノクロフ選手

    Photographer: Roberto Bettini/AFP/Getty Images
  11. コースは急勾配の登り坂が多く、ヒルクライムが得意な選手にとっても過酷だ。第99回大会の第20ステージでバール峠を超え、サンタンナ・ディ・ビナディオに向かう選手らと、その前に広がる絶景

    Photographer: Luk BeniesAFP/Getty Images

12. 2007年の第4ステージで風光明媚なアマルフィ海岸を走り抜ける選手団

Photographer: Alberto Pizzoli/AFP/Getty Images

原題:The 100th Running of the World’s Most Beautiful Bike Race(抜粋)

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