8人の次期FBI長官候補を面接-解任されたコミー氏の後任

  • 候補者にコーニン上院議員やロジャース元下院情報特別委員長
  • 両党からトランプ大統領とコミー氏の会話の録音提出を求める声

米司法省のトップ2人が、連邦捜査局(FBI)長官を解任されたジェームズ・コミー氏の後任候補8人を面接した。一方、民主、共和両党の議員は、トランプ大統領とコミー氏の会話の録音が存在するなら、それを提供するよう求めた。

  9日に解任されたコミー氏は、ロシアによる昨年の米大統領選への干渉にトランプ陣営のメンバーが関与した疑いの捜査を指揮していた。トランプ氏がその後、コミー氏は「われわれの会話のテープがないことを願うべきだ」とツイートしたことで混乱はさらに広がった。

  スパイサー大統領報道官は15日、トランプ大統領が私的な会話を録音しているのか、録音の提出を求める議会の要請にホワイトハウスが応じるのかなどの質問への回答を再び拒否した。

  週末には司法省のセッションズ長官とローゼンスタイン副長官がFBI長官候補8人と会い、現時点ではさらなる面接は予定されていない。後任選びのプロセスに詳しい当局者が明らかにした。

  候補者とされるのは、コーニン上院議員(共和、テキサス州)、マッケイブFBI長官代行、元司法次官補のアリス・フィッシャー氏、元連邦検事正のマイケル・ガルシア氏、ブッシュ(息子)政権の国土安全保障担当顧問を務めたフラン・タウンゼンド氏、連邦地裁判事のヘンリー・ハドソン氏、バージニア州リッチモンド支局のFBI特別捜査官であるアダム・リー氏、元FBI特別捜査官で元下院情報特別委員会委員長のマイク・ロジャース氏。

マイク・ロジャース氏

Photographer: David Banks/Bloomberg

  スパイサー報道官は、トランプ氏が19日からの外国訪問前に最終選考に残った候補者と面談するのかとの問いに答えなかった。

  ウォーナー上院議員(民主、バージニア州)は「FOXニュース・サンデー」で、コミー氏解任あるいはロシア問題に関連するトランプ政権による録音があるなら、その提出を命じる召喚状の発行を上院が求めることを望むと発言。リー上院議員(共和、ユタ州)も同じ番組で、録音があるなら召喚は「不可避」であり、引き渡される必要があると述べた。

原題:Eight Candidates for FBI Chief Interviewed Amid Comey Uproar (2)(抜粋)

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