トランプ氏娘婿一族の不動産プロジェクト、中国で投資家現れず

  • 広州で週末にプレゼンテーション、約50人出席も投資確約はまだ
  • クシュナー氏実妹は兄と大統領との関係に言及、後に謝罪

トランプ米大統領の娘婿で、大統領のシニアアドバイザーを務めるジャレッド・クシュナー氏。同氏の家族が絡む不動産プロジェクトへの投資を募ろうと、中国4都市でプレゼンテーションが開かれた。だが主催者によると、今のところ出資を約束した投資家は現れていない。

  主催したのは米国の特別査証プログラムを専門とする移民コンサルティング会社のQWOSで、14日に広州のフォーシーズンズホテルで開かれた会合には約50人が出席した。同様のプレゼンテーションは北京や上海でも先週開催。この不動産プロジェクトに携わるクシュナー・カンパニーのニコール・マイヤー氏は、実兄ジャレッドとトランプ大統領のコネクションを投資家にアピールしたと批判されている。

  QWOSのゼネラルマネジャー・アシスタントを務める杜冠超氏は、4都市のプレゼンテーションを終えた時点で米ニュージャージー州の不動産プロジェクトに出資を確約した中国人投資家はいないと明らかにした。その上で、中国南部の投資家はブランドネームよりもプロジェクトの内容を重視するため、投資について断定するのは時期尚早だと付け加えた。

  クシュナー社の広報担当を務めるジェームズ・ヨルズ氏はコメントを控えた。

  不動産プロジェクトに最大1億5000万ドル(約170億円)の投資資金呼び込みを目指しているマイヤー氏は、先週末に北京と上海で開かれた投資家向け会合で、実兄のホワイトハウスでの役割に言及し、大統領の写真を提示した。これについてクシュナー社は謝罪し、マイヤー氏は実兄が政府の役職に移ったことを説明する意図しかなく、同社の代表は中国で計画されている今後のイベントに出席することはないと釈明した。
  

原題:Kushner Real Estate Project Still Seeking First Chinese Investor(抜粋)

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