第一生命HD:今期純利益23%減の1790億円予想-前期好調の反動減で

第一生命ホールディングスの今期(2018年3月期)の連結純利益は前期比22.6%減の1790億円の見通し。前期(17年3月期)に窓販子会社と海外事業で予想を上回る業績を計上した反動減を予想。1株当たりの年間配当は2円増配の45円を見込む。

  前期の純利益は10年の上場以来の過去最高益で、前年同期比29.6%増の2313億円となった。保険料等収入は金利低下で一部商品の販売抑制で同2割減となったものの、窓販子会社で国内外での金利上昇を受けて責任準備金を戻し入れたほか、海外生保の運用収支の改善が大幅増益に貢献した。年間配当は当初予想40円を上方修正し8円増配の43円。230億円を上限の自己株取得も決めた。

  一方、今期のかんぽ生命保険は減収減益、1株当たりの年間配当は4円増配の64円の見込み。前期は保険料等収入の減少のほか、資産運用費用が増えたが、保険金支払いや価格変動に備える準備金繰り入れが減り純利益は前の期に比べて4.4%の増益となった。

  T&Dホールディングスも今期は減収減益、年間配当は2.5円増配の35円を見込む。前期は金利低下による一時払い商品の販売抑制・休止などで保険料等収入が減ったうえ、資産運用ではヘッジコストが増えたものの、税効果の影響で法人税等が減少し、純利益は前の期に比べて3.6%の増益を確保した。

保険料等収入
(%)
基礎利益
(%)
利差損益
(実績)
純利益
(%)
純利益見通し
(%)
かんぽ
生命
50418(-6.9)3901(-16.0)785( 974) 886( 4.4) 860( -2.9)
第一生命
HD
44687(-20.0)5585(  2.7)883(1064)2313(29.6)1790(-22.6)
T&D
HD
15052(-4.4)1599(  4.5)298( 402) 752( 3.6) 740( -1.6)
ソニー
FHD
 9567(-6.9) 838( 94.9)154( 153) 416(-4.0) 420(  0.9)

※ソニーFHDの保険料等収入、基礎利益、利差損益はソニー生命(単体)の数値
※かっこ内は前年同期との比較

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