英国、対立姿勢強める-EU離脱交渉は「夏の陣」

英政府が欧州連合(EU)離脱を巡り、対立姿勢を強めている。デービス離脱担当相は英在住のEU市民の権利についてEU側の要求を拒否、交渉の順序についても異を唱えた。

  EUは英国との通商協定についての協議開始は、EU市民の権利に加え離脱時の支払金とアイルランドの国境問題についての合意に向けた「十分な進展」が前提だとしているが、デービス担当相は後の2つについてこの順序を拒否。「全く論理的でない。条約の誤解釈だと考えている」と言明。「これについて夏の陣になるだろう」と14日にITVに語った。

  英在住EU市民の権利については早期に解決すべきだと同意したものの、その権利を守る役割をEU司法裁判所が担うことには反対し、「EU裁判所で欧州のイデオロギーに屈する必要を感じない。英国にも優れた裁判所がある。英国の最高裁に任せられないという考えには幾分腹が立つ」と語った。

原題:U.K. Steps Up Battle With EU Over Brexit Bill, Citizens’ Rights(抜粋)

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