サザン、米ボーグル原発のプロジェクト管理をWHから引き継ぎへ

  • 新サービス契約で基本合意-中間アセスメントを6月3日まで延長
  • 東芝傘下のWHは3月に連邦破産法の適用を申請した

米電力事業持ち株会社のサザンは、ジョージア州ボーグル原子力発電所に原子炉2基を建設するプロジェクトについて、来月にも同プロジェクトの管理をウェスチングハウス・エレクトリック(WH)から引き継ぐことで合意した。

  サザンの12日遅くの発表資料によると、WHの破産手続きの過程で既存の設計調達建設(EPC)契約が破棄され次第、WHからサザンへの「プロジェクト管理の移行を可能にする」新たなサービス契約で基本合意した。新サービス契約を仕上げて承認獲得を目指す間、5月12日に失効する予定だったWHとの中間アセスメント契約は6月3日まで延長する。

  サザンのトーマス・ファニング最高経営責任者(CEO)は今月3日、東芝傘下のWHが原子炉建設契約から手を引きたい考えを示唆しながらも、中間アセスメント契約の下でそのような決定を下すのを控えていると指摘していた。

  WHが3月に米連邦破産法11条の適用を申請したのを受け、ボーグル原発の2基と、サウスカロライナ州VCサマー原発の2基の計4基の原子炉建設計画の先行きが不透明となっている。これらプロジェクトが認可されるまで、米国では原発新設が30年余り凍結されていた。

  ファニングCEOは、ボーグル原発の原子炉建設完了のため東芝が37億ドル(約4200億円)を約束通りに提供するなら、サザンが作業を引き継ぐことは可能だと述べていた。また協議に詳しい関係者によると、今回のサザンとWHの原則合意は、VCサマー原発を運営するスキャナが追随することにもある程度依存している。

  スキャナとサウスカロライナ州当局は先月、WHが建設中のVCサマー原発の原子炉完成にかかるコストの評価期間を6月26日まで延長することで合意した。

原題:Southern to Take Over Westinghouse Georgia Nuclear Project (1)(抜粋)

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