メルケル首相率いるCDUが最大州の議会選挙で勝利

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  • メルケル首相とCDUは9月の連邦議会選挙へ弾み
  • 1月にシュルツ氏を首相候補に選んだ後、SPDは州議会選で3連敗

14日投開票のドイツのノルトライン・ウェストファーレン州議会選挙で、メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)が大差で勝利した。人口最大の同州での勝利で、メルケル首相(62)は4選を目指す今年9月の独連邦議会選挙へ弾みをつけたが、ライバルの社会民主党(SPD)は屈辱的な地方選3連敗となった。

  ノルトライン・ウェストファーレン州はドイツ全体の有権者の2割強を占める。メルケル首相は今月から始まるトランプ米大統領との会談など一連の国際会議を前に足元を固める形となった。15日にはベルリンでマクロン仏大統領と、同大統領就任後初の会談を行う予定。

  3月にザールラント州首相に再選されたCDUのアンネグレート・クランプカレンバウアー氏は「誰もがメルケル首相は疲れており、終わったと言っていたが、われわれは真実が真逆であることを証明した」と述べた。

  公共放送のARDとZDFのそれぞれの独自予測によれば、ノルトライン・ウェストファーレン州議会選挙の得票率はCDUが約34%。州議会与党だったSPDは31%弱と、第2次世界大戦後で最低にとどまった。SPDは1月にメルケル首相に対抗する首相候補にマルティン・シュルツ氏を指名したが、その後、州議会選挙で3連敗した。

原題:Merkel Party Humiliates SPD Rivals in Last Pre-Election Test (1)(抜粋)

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