NY原油(12日):ほぼ変わらず、OPEC非加盟国の増産観測で失速

12日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物がほぼ変わらず。石油輸出国機構(OPEC)加盟国以外の生産拡大観測が広がり、最近の上昇は勢いを失った。

  OPECの最新の報告によると、非加盟産油国による生産は今年64%増加する見通しだ。米国のシェール生産者やブラジルなどが生産を拡大していることが背景にある。

  IAFアドバイザーズ(ヒューストン)の調査ディレクター、カイル・クーパー氏は電話インタビューで、「今週、価格はかなり上昇したが、その勢いが止まったようだ」と発言。「OPEC非加盟国からの供給増やOPECが今月、減産を延長するのかどうかを巡って懸念がある。米国の生産が増加しているため、OPECは減産を延長せざるを得ないだろう」と話した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比1セント高い1バレル=47.84ドルで終了した。ロンドンICEの北海ブレント7月限は7セント上げて50.84ドル。

原題:Oil Rally Fizzles as Focus Shifts to Output OPEC Can’t Control(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE