仏クレディ・アグリコル:1-3月純利益は予想上回る-手数料収入増

  • 資本市場部門は17%増収、債券や為替などのトレーディング好調
  • 住宅ローン借換手数料増加、欧州経済回復も追い風

資産規模でフランス2位の銀行クレディ・アグリコルの1-3月(第1四半期)決算では、純利益がほぼ4倍に拡大した。欧州経済の回復や住宅ローン借換手数料の増加、証券トレーディング収入の伸びが業績を後押しした。

  11日の発表資料によれば、資本市場部門は17%増収。債券や外国為替、クレジット商品のトレーディングが好調だった。1-3月期の純利益は8億4500万ユーロ(約1050億円)で、リストラ費用計上が業績を圧迫した前年同期の2億2700万ユーロから拡大。ブルームバーグが集計したアナリスト6人の予想平均の7億200万ユーロを上回った。

  仏リテールバンキング部門LCLの利益は50%余り増加し1億4000万ユーロ。フィリップ・ブラサック最高経営責任者(CEO)はフランスやイタリアなど主力市場に再び重点を置いている。同行は発表文で、「この勢いは当社が中核とする欧州市場の経済活動の回復を反映している」と指摘。LCLの増収については、住宅ローンの再交渉手数料や繰り上げ返済の違約金といったプラス効果の蓄積が寄与したと説明した。
  

原題:Credit Agricole Tops Estimates on Mortgage Fees, Capital Markets(抜粋)

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