北朝鮮はICBM開発で「重大な未達部分」-米国防情報局

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米国防情報局(DIA)は北朝鮮が米国を攻撃可能な核兵器搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発する上で、「重大な未達部分」を依然克服する必要があると指摘した。

  DIAのスポークスマン、ウィリアム・マークス氏は電子メールで、北朝鮮が「核兵器に十分転用できる核分裂性物質の備蓄を拡充する取り組みを続けている」が、米本土に到達可能な移動式ICBMなどを配備できるようになる「以前になお多くの進展が必要だ」と回答した。

  北朝鮮が国連決議に反して核実験やミサイル発射を繰り返し、朝鮮半島情勢が依然として緊迫する中、トランプ米大統領はアジアでの防衛力強化で空母打撃群や原子力潜水艦を派遣。米国を攻撃可能な核兵器を配備する金正恩・朝鮮労働党委員長の計画を「実現させない」と表明している。

  11日に上院情報特別委員会で開かれる「世界的脅威」に関する公聴会でも、北朝鮮の脅威は主要議題になる公算が大きい。公聴会にはDIAのスチュワート長官やコーツ国家情報長官、ポンペオ中央情報局(CIA)長官のほか、9日に解任されたコミー前連邦捜査局(FBI)長官に代わりマッケイブFBI長官代行らが出席する。

  DIAは「北朝鮮が特定の短距離システムで幾つかの重要な節目に達したのを目にしたものの、長距離ミサイルの開発では依然として重大な未達部分がある」と指摘した。

原題:North Korea’s ICBMs Have ‘Important Shortfalls,’ Pentagon Says(抜粋)

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