トランプ政権、FBI長官の後任探しに着手-解任への反発で難航か

  • 当面は長官代行ポストの人選で司法省が面談進める
  • 新たな長官代行を10日にも指名する可能性-当局者

トランプ米政権は解任したコミー連邦捜査局(FBI)長官の後任探しに着手した。大統領による法執行機関トップの解任という衝撃の波紋が政界に広がる中、司法省は当面の長官代行の人選に向け面談を進めている。

  ホワイトハウス報道官によれば、トランプ大統領は10日、コミー長官解任後に長官代行の役割を務めているアンドルー・マッケイブ副長官と会談する。またセッションズ司法長官とローゼンスタイン司法副長官はこの日、数人の候補者らの面談を行う予定。司法省当局者が匿名を条件に記者団に明らかにした。

  マッケイブ氏は副長官だったため自動的に長官代行の役割を務めているが、過去にトランプ大統領から批判されており、このまま代行の役割を続けるのは難しそうだ。別の司法省当局者によれば、新たな長官代行が10日にも指名される可能性がある。

  現在挙がっている長官代行の候補者は、FBIリッチモンド支局のアダム・リー特別捜査官、シカゴ支局のマイケル・アンダーソン特別捜査官、刑事・サイバー対策部を統括するポール・アベイト氏、国家情報長官室のウィリアム・エバニナ氏。

  ただ、今回の解任がFBIに政治介入をしないというタブーを破り反発を買っていることから、上院から承認され、さらにFBI捜査官に信頼され得る正規の次期長官候補を見つけるのは極めて難しいと予想される。

原題:Trump Seeks New FBI Head as Comey’s Firing Grips Washington (3)(抜粋)

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