人民元NDF、3月以来の安値-レバレッジ解消の影響が為替に波及か

  • 人民銀が3日連続で元の中心レートを引き下げ
  • 元安がコントロールできなくなることはないだろう-光銀国際投資

中国人民元のノンデリバラブル・フォワード(NDF)は10日に一時、約7週間ぶりの安値となった。金融リスクを巡り当局が取り締まりを強める中で、中国人民銀行(中央銀行)は人民元の中心レートを引き下げた。

  元NDF(12カ月物)は1ドル=7.1242元と、3月21日以来の安値を付けた。ブルームバーグの集計データによれば、元NDFは上海時間午前11時53分(日本時間午後0時53分)現在は0.09%上昇し7.1169元。人民銀は中心レートを3日連続で引き下げ、ほぼ2カ月ぶりの低水準となる6.9066元に設定した。

  オンショア市場での人民元は0.02%高の6.9058元、オフショア元は0.03%高の6.9132元。

  光銀国際投資の調査責任者、林樵基(バニー・ラム)氏(香港在勤)は、中国当局が「キャンペーンを展開しているレバレッジ解消の影響が恐らく通貨市場に波及し始めている」と述べた上で、「元安がコントロールできなくなることはないと思う。元相場の安定を維持するための資本規制を当局は講じている」と指摘した。

原題:Yuan Forwards Near March Low as PBOC Cuts Fixing for Third Day(抜粋)

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