米上院共和党、非公開でのヘルスケア独自法案策定を計画

  • マコネル院内総務が作業部会を非公開で開いた
  • 委員会公聴会を経ずにいきなり本会議採決にかけられる可能性も

米上院共和党の指導者らは上院独自のヘルスケア法案策定作業を開始したが、これは一部議員の意向に反して非公開のプロセスになりつつある。下院が包括的ヘルスケア法案を非公開のまま策定したことを一部の共和党上院議員は批判していた。

  共和党のマコネル上院院内総務は9日、独自法案策定に一役買う同党上院議員で構成する作業部会を非公開で開いた。下院案にはメディケイド(低所得者向け医療保険制度)の大幅縮小が盛り込まれたが、上院案は縮小幅を抑制する見通し。さらに、高齢者や低所得者、保険加入前に発症した既往症を持つ患者らを手厚く保護する内容になりそうだ。

アレグザンダー委員長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  指導者らが可決に必要な51票を確保できた場合、この上院のヘルスケア法案は委員会の公聴会を経ずにいきなり本会議採決にかけられるとの見方が出ている。

  上院財政委員会のハッチ委員長は「本会議採決にかけることが最善の場合もある」と、9日の作業部会前に発言した。

  上院厚生教育労働年金委員会のアレグザンダー委員長は、オバマケアの欠点について既に公聴会を開いたと指摘、上院は迅速に動く必要があると記者団に述べた。

原題:Senate GOP Plans Secret Health Debate That May Take Months (1)(抜粋)

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