米エリオット、蘭アクゾ会長解任狙い裁判所に申し立て-買収案拒否で

  • アクゾノーベルはPPGからの約3.3兆円の買収提案を拒否
  • 買収提案の拒否は株主への目に余る背任行為-エリオット

オランダの塗料メーカー、アクゾノーベルの経営を巡る争いがエスカレートした。アクティビスト(物言う株主)の米エリオット・アドバイザーズは9日、米PPGインダストリーズとの交渉を拒否したアクゾ会長の解任を目指す取り組みへの支持を求めてオランダの裁判所に申し立てを行った。

  エリオットはアクゾのアントニー・ブルグマンズ会長の解任の是非を問うため臨時株主総会の招集を命じるよう裁判所に求めている。エリオットは発表文で、ブルグマンズ会長がPPGからの3回目の買収提案(約295億ドル=約3兆3500億円相当)を拒否したのは株主に対する「目に余る背任行為」だと非難した。

アントニー・ブルグマンズ会長

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

  これに対しアクゾは、ブルグマンズ会長への支持をあらためて表明し、PPGの最新の買収提案の評価と拒否で極めて重要な役割を果たしたと擁護。同社の広報担当者は電話取材に対し、会長解任がアクゾや同社株主に何らかの形で恩恵をもたらすのかどうか分からないとコメントした。

原題:Elliott Takes Akzo to Court to Oust Chairman in PPG Battle (3)(抜粋)

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