ゴールドマンのトップ嘆く-EUは存在揺るがす危機に引き続き直面

米ゴールドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は、欧州連合(EU)はその存在を揺るがすような危機にあとどれだけ直面するのかと懸念を示した。

  7日のフランス大統領選挙の決選投票でマクロン前経済・産業・デジタル相が勝利したことはEU支持派を活気づかせ、EU分裂を望む勢力に打撃を与え、世界の金融市場を安心させた。しかしブランクファインCEOは9日のイベントで、EUが長期にわたり存続できるよう構築されているかどうか疑わしいとの考えを表明した。

  同CEOは「これからイタリアやドイツでも選挙が行われる。われわれはその一つ一つにきちんと対処しなければならず、さもなければ再びそれが存在を揺るがすものとなる」と指摘。「これらの選挙の一つで敗北を喫し、EU離脱を掲げるポピュリスト政党が勝利し政権を握れば、またそれが一定数の比較的大きな国々で起きれば、欧州全体の実験にとって存在に関わることのように感じられるだろう」と述べた。

原題:Blankfein’s Lament: EU Still Faces More Existential Crises (1)(抜粋)

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