米国債:続落、入札や社債発行が重し-北朝鮮報道で下げ幅縮小

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9日の米国債相場は小幅続落。入札と投資適格級の社債発行を受けて売りが優勢になった。ただ、北朝鮮当局者の発言を巡る報道を受け、終盤で下げ幅を縮小した。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.40%。

  3年債入札では最高落札利回りが1.572%と発行前取引の利回りを1bp上回り、やや不調な結果となり、米国債相場は圧力を受けた。

  さらに、欧州中央銀行(ECB)の政策正常化が「間もなく」始まるとのショイブレ独財務相のタカ派的な発言を受けてドイツ国債が一段安となったことも、米国債への重しとなった。

  ただ英スカイ・ニュースが北朝鮮のチェ・イル駐英大使の話を報じると、米国債相場は取引終盤で下げ渋った。同大使は北朝鮮が米国の戦略資産を「灰にする用意がある」と述べ、6回目の核実験を断行する準備をしていると語ったという。

  短期債は序盤に中央銀行からの買いを集め、長期債をしのぐパフォーマンスを見せたが、それは3年債入札後に巻き戻された。

原題:USTs Trade Heavy Into Refunding Auctions, IG Issuance Weighs(抜粋)
原題:USTs Drift to Lows After Soft 3Y Auction; Bund Futures Weigh(抜粋)

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