米国株:総じて下落、北朝鮮めぐる報道嫌気-ナスダックは最高値

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9日の米株式相場は総じて下落。金や原油といった商品が値下がりしたことから、素材やエネルギー関連が売られた。また終盤に北朝鮮が6回目の核実験を実施するとの一部報道が広がったことも相場を押し下げた。株式市場のボラティリティーは24年ぶり低水準付近にとどまった。

  S&P500種株価指数は一時、日中ベースの最高値を更新したが、結局下げて終わった。一方でテクノロジー株が大きく上げる中でナスダック総合指数は最高値を更新した。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%安の2396.92。ダウ工業株30種平均は36.50ドル(0.2%)下げて20975.78ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇の6120.59。 

  英スカイが報じたところによれば、北朝鮮のチェ・イル駐英大使は、同国が6回目の核実験を実施すると述べた

  同大使は「米国はわが国を先制攻撃できない。米国が少しでも動けば、われわれは米国のあらゆる利用可能な戦略的資産を灰にする用意がある」と語った。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は前日からやや上昇したが、なお1993年以来の低水準付近にある。

  S&P500種の業種別11指数では、一般消費財・サービスが0.5%高と最も上げた。一方で金融が0.5%安となったほか、公益事業や電気通信サービス、不動産なども値下がりした。

  この日上昇が目立った個別銘柄はマリオット・インターナショナルやCBOEホールディングス、アナログ・デバイセズ、ユナイテッド・コンチネンタルなど

  一方で下げが目立ったのはシールドエアー、テグナ、ケロッグなど

  S&P500種構成銘柄の売買高は30日平均を約6.4%下回った。売買高の目立った銘柄はシールドエアやバクスター・インターナショナル、テグナ、キャタピラーなど

原題:U.S. Stocks Mixed as Oil Slumps, Dollar Advances: Markets Wrap(抜粋)
原題:U.S. Stocks Dip on North Korea Threat as Consumer Shares Advance(抜粋)

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