バフェット氏:アメックスはJPモルガンの攻勢を防御できる良い態勢

米資産家ウォーレン・バフェット氏は8日、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が富裕層顧客獲得を目指すライバル企業の攻勢を防御する上で好位置につけているとの見解を示した。

  バフェット氏はFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで米銀JPモルガン・チェースからの攻勢強化について質問された際、アメックスの1-3月(第1四半期)は「本当に突出した」業績だったと評価し、新規カード会員数や顧客の利用額で力強い伸びが見られたと指摘した。バフェット氏(86)はアメックスの筆頭株主である投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの会長兼最高経営責任者(CEO)。

  堅い守りを持つ企業を好むバフェット氏は、カード利用額ベースで米最大のクレジットカード発行会社のアメックスについて「相当な城郭だ」と指摘。「アメリカン・エキスプレスは極めて強いカードだ。大きな市場であり、競争は常に激しいだろう。分け前にあずかろうという人は多い」と述べた。

ウォーレン・バフェット氏

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  アメックスは2015年にコストコ・ホールセールとのブランド提携を更新できず、金融危機後で最大の株価下落に見舞われた。JPモルガンが昨年、新たなクレジットカード「サファイア・リザーブ」を導入したことも、アメックスの会員減少を一時的に加速させた。

  アメックスの1-3月期の収入はアナリスト予想を上回った。前年同期の数字からコストコの寄与分を除くと、6.2%の増収となり、10-12月(第4四半期)の5%増収から伸びが加速した。

原題:Buffett Says AmEx Well Positioned for Competition From JPMorgan(抜粋)

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