リビアの原油増産でOPECの負担増す-産油量は2014年以来の高水準

  • リビアの原油生産は日量約78万バレルに達している:関係者
  • 原油価格が下落する中、世界の産油国は減産延長を示唆

石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるリビアで政情不安が収束しつつある中、同国の原油生産は回復し2014年10月以来の高水準に達している。同国の増産によりOPEC加盟国など主要産油国への圧力が増している。原油価格の下落を背景に主要産油国は減産を延長する可能性を示唆している。

  事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、リビアの生産は日量約78万バレルに達している。リビア国営石油会社(NOC)の取締役、ジャダラ・アラオカリ氏は、同国の4月末時点の生産が日量約70万バレルだったと述べている。

  OPECなど主要産油国は昨年、原油の供給過剰抑制と価格押し上げに向け減産で合意したが、リビアの生産回復によって一層困難な状況となりそうだ。8日発表した別々の声明で、サウジアラビアとロシアは減産について、6カ月を超える延長を検討していることを初めて公表した。OPECが5月25日の総会で減産延長に関して合意することへの期待は強まっている。リビアは内戦を理由にOPECの減産合意の適用を免除されている。

原題:Libya Adds to OPEC’s Burden as Output Reaches Highest Since 2014(抜粋)

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