欧州株:小幅安、マクロン氏当選すでにほぼ織り込み済みか

8日の欧州株式相場では、指標のストックス欧州600指数が小幅安で引けた。フランス大統領選挙で中道のマクロン候補が勝利したものの、世論調査が一貫して示していた今回の結果を市場はほぼ織り込み済みだったことを浮き彫りにした。

  ストックス欧州600指数は前週末比0.1%安の394.04で終了。ユーロ・ストックス50指数は0.5%安。過去2営業日で力強く上昇していたフランスのCAC40指数は0.9%安と反落した。業種別では不動産と旅行関連の上げが目立ち、鉱業株の下落を相殺した。

  ユーロ圏の株式はフランス大統領選の第1回投票終了後からすでに上昇基調にあった。ストックス600指数の年初来上昇率は依然9%に上る。

   マクロン氏の大統領選勝利について、世論調査で大差での勝利が再三予測されていたため株式市場にはほぼ織り込まれていたと主張するアナリストもいる。バンクハウス・ランプの株式ストラテジスト、ラルフ・ツィマーマン氏はリポートで「全体的に見て、株式の持続的な上昇余地は限定的なはずだ」と指摘した。

原題:Europe Stocks Hold Steady as Macron Beats Le Pen in French Vote(抜粋)

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