フランス政権交代プロセス始まる、マクロン氏は首相について明言せず

フランスでは大統領選挙から一夜明け、政権交代のプロセスが始まった。14日に就任するマクロン次期大統領が誰を首相に指名するかに注目が集まっている。

  オランド大統領は8日、マクロン氏(39)とともに凱旋門での戦勝記念行事に参加。両氏はともに、無名戦士の墓に献花し退役軍人らと挨拶を交わした。マクロン氏は66%の票を得て極右のルペン候補を下した。

Macron and Hollande lay a wreath at Arc de Triomphe in Paris, May 8.

Photographer: Stephane de Sakutin/AFP via Getty Images

  オランド大統領は同日中にドイツのメルケル首相を訪れる。「別れの挨拶を交わす」と同大統領がフランス2テレビで語った。エリゼ宮での就任宣誓は14日に行われるとも明らかにした。

  首相選任はマクロン氏の最初の課題であり、同氏の政治運動「前進」の来月の議会選挙に向けた選挙戦を形作るものでもある。国民議会(下院)で過半数を得られるかどうかが焦点となる。

  自由市場支持と欧州統合強化を掲げて極右の国民戦線(FN)に対し決定的な勝利を収めポピュリズムの台頭に歯止めをかけたマクロン氏は、史上最年少のフランス大統領となる。

  側近の1人が匿名を条件に述べたところによると、マクロン氏は就任翌日に首相指名を発表する見込み。今のところは側近らのチームにも首相の人選について明言していないという。  

  同氏は先週、ラジオ局ヨーロッパ1に対し、首相候補をすでに選定済みだと発言。それが誰かは明らかにしなかったが、意中の人物は政治経験があり、議会の過半数を率いることができるとの従来述べてきた理想像に合致すると語った。

The Meteoric Rise of France’s New President

Source: Bloomberg

原題:France’s Handover Starts as Macron Stays Mum on Future Premier(抜粋)

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