米フォード:オハイオ州工場で130人をレイオフ-需要鈍化に対応

  • 同社は2015年にメキシコから同工場に生産を移転
  • レイオフ対象の従業員は新型モデルの生産を開始する秋に職場復帰

米自動車メーカー、フォード・モーターはオハイオ州エイボンレークの工場で従業員130人をレイオフした。フォードは2015年にメキシコから同工場に生産を移転し、雇用維持を図っていた。

  同社の広報担当は電子メールで送付した発表資料で、消費者需要の鈍化に伴う生産減に合わせ、トラックを生産する同工場のシフトを一つに減らしていると説明。トランプ米大統領がより楽観的な見通しを描いているにもかかわらず、自動車メーカー各社は7年間にわたり拡大してきた米自動車市場の最近の鈍化に対応しようと夏季の工場閉鎖を広範囲にわたって計画している。

  フォードにとって今回のレイオフは転換点となる。トランプ氏が大統領選挙戦で同社のメキシコへの生産移転計画を厳しく批判したことを受け、同社は商用トラック「F650」「F750」の生産拠点をメキシコからオハイオ州に移し、批判をかわそうとした。その後、同社は16億ドル(約1800億円)規模のメキシコ小型車工場の建設計画を白紙撤回し、コンパクトカー「フォーカス」をメキシコにある既存工場で組み立てると発表している。

  広報担当者によると、レイオフ対象となった従業員はフォードが新型モデルの生産を開始する今秋に仕事に復帰する見込みだ。

原題:Ford Lays Off 130 at Ohio Plant It Touted to Deflect Trump (1)(抜粋)

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