イランは減産に関するOPECのどんな決定にも従う-石油相

更新日時
  • イランの原油輸出は現在、日量約250万バレル
  • ザンギャネ石油相:1バレル=55ドルに値上がりすると予想

イランのザンギャネ石油相は同国が6月以後の減産延長の有無に関して、今月の石油輸出国機構(OPEC)の会合でのどんな決定にも従うだろうと述べた。

  同相は6日、テヘランでのイベントに際して、「加盟国は合意の延長を望んでいる様子であり、われわれは合意事項に歩調を合わせるだろう」とコメント。減産合意に参加したOPEC非加盟国も延長に同意する公算が大きいと語った。

  OPECによる昨年11月の減産合意後の原油価格上昇は全て帳消しとなっている。国際指標のブレント原油は5日のニューヨーク市場で一時、5カ月ぶりの安値1バレル=46.64ドルを付け、年初来で14%安となった。ザンギャネ石油相は55ドルに値上がりすると予想したが、その時期には言及しなかった。OPECは5月25日にウィーンで減産について協議する。

  イランはエネルギー産業を疲弊させた国際的経済制裁からの復興過程にあるため、産油国の減産合意の下でも増産が認められている。ブルームバーグの集計データによると、2016年1月の制裁緩和以来、イランの原油生産は34%増加したが、今年は1%弱の伸びに落ち着いている。ザンギャネ石油相によると、イランの原油輸出は現在、日量約250万バレル。同相は4月に国営イラン通信(IRNA)に対し、イラン歴で3月21日に始まった1年の原油輸出が平均で日量240万バレルになるとの見通しを示していた。

原題:Iran Will Go Along With Whatever OPEC Decides on Crude Cutbacks(抜粋)

(ザンギャネ石油相の発言などを追加して更新します.)
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