米国株(3日):S&P500種は小反落、アップルは下げ幅縮小

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3日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を据え置き、景気判断を維持した。企業決算が引き続き吟味される中、1-3月(第1四半期)の「iPhone(アイフォーン)」販売台数が市場予想を下回ったアップルは下落。終盤にかけて下げ幅を縮小した。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%安の2388.13。ダウ工業株30種平均は8.01ドル(0.1%未満)高の20957.90ドルとほぼ横ばい。ナスダック総合指数は0.4%下げて6072.55となった。

  FOMCは3日の声明で、短期的なリスクは「おおよそ均衡して」おり、インフレ率が目標値の2%に近づいているほか、失業率は最大限の雇用確保という責務の達成に整合するとみられる水準に近いとの見方を示した。この日発表の経済統計によれば、4月の米民間部門雇用者数は予想を上回る増加。サービス業の活動は予想を上回るペースで拡大したことが示された。

  この日のS&P500種セクター別では、不動産や素材、電子通信サービスが下落。一方、金融やエネルギー株は高い。金融は朝方の下げから切り返した。

  個別銘柄ではアップルが0.3%安。序盤は2.2%下落し、昨年11月以来の下げとなる場面があった。ウェブコンテンツの高速配信を手掛けるアカマイ・テクノロジーズは決算への失望で売られ、15.5%安。アカマイのほかアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)、デルファイ・オートモーティブなどの商いが活発となる中、この日のS&P500種指数の出来高は30日平均を16%上回った。

  JPモルガン・チェースの株式ストラテジスト、エマニュエル・コー、ミスラフ・マテイカ両氏はリポートで、好決算が目立つ今四半期だが市場の反応はこれまでのところ控え目か、どちらかというと否定的だとの見方を示した。

原題:U.S. Stocks Slip in Copper Rout, Fed Boosts Dollar: Markets Wrap(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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