米国債(3日):下落、景気減速は一過性との当局判断が手掛かり

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3日の米国債は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を据え置き、会合後に発表した声明で米経済が第1四半期に減速したことについて「一過性」のものであるとの認識を示した。

  米国債発行諮問委員会(TBAC)の議事録が公開されると30年債は急伸し、5年債と30年債の利回り差は大幅に縮小した。TBACは「超長期債には長めの債券を保有する投資家からの需要があると考えられる一方で、期間が30年を超える証券に強い、もしくは持続的な需要があるとの確証はない」と述べた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.32%。30年債利回りはほぼ変わらずの2.97%で取引を終えた。

   FOMCはFF金利を0.75-1%のレンジで維持し、声明で「経済見通しへの短期的なリスクはおおよそ均衡しているように見受けられる」と記述した。

  オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)取引に基づいて推計される6月の利上げ確率は66%程度。会合直前の同確率は62%だった。9月のFOMC会合では利上げが完全に織り込まれている。

  イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は5日に講演を予定している。このほかフィッシャーFRB副議長やサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁などの金融政策当局者も同日に講演を予定している。

原題:Treasuries Bear Flatten; June Hike Odds Edge Higher Post-FOMC(抜粋)
TBAC Doesn’t See ‘Strong or Sustainable’ Demand for Ultra-Longs(抜粋)
USTs Stable After 5Y Futures Block; June Hike Odds Tick Higher(抜粋)
Treasuries Fall as Fed Statement Calls Slowing Growth Transitory(抜粋)

(相場を更新し、第2段落を書き換え、第3段落以降を追加します.)
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