バークレイズにKKRが絶縁状、ステーリーCEOとの不和で-WSJ

プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社のKKRは、英銀バークレイズとの取引関係を断ち切った。バークレイズのジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)の義理の兄弟とKKRとの法的係争をめぐり、同CEOの対応に不満を抱いたためと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい関係者の話として関係者の名前は示さずに報じた。

バークレイズ銀の店舗

Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

  同紙によると、KKRは傘下のブラジル企業のCEOだったステーリーCEOの妻の兄弟、ジョルジュ・ニツァン氏を解雇したが、ステーリーCEOが他の投資家に対して同氏を擁護した。KKRは問題のブラジル企業の過半数株取得によって生じた損失の一部を取り戻すためニツァン氏と係争中で、この株式の一部はステーリー氏の妻から買い取ったものだという。

  KKRの取引解消によってバークレイズがどの程度のビジネスを失ったかは報じられていないが、2010年以降にバークレイズはKKRから投資銀行業務の手数料として1億9000万ドル(約210億円)を得ていると、WSJはディーロジックのデータを引用している。

原題:KKR Pulls Business From Barclays After CEO Dispute, WSJ Says (1)(抜粋)

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