米国債(2日):上昇、利回り差スティープ化-エネルギー株安い

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2日の米国債は上昇。イールドカーブのブル・スティープ化が進んだ。ニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が下落したほか、株式市場でエネルギー株が下げたことも影響した。

  5年債と30年債の利回り差は一時1.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大し、昨年12月以降で初めて、節目となる200日移動平均を大きく上回った。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは4bp低下して2.28%となっている。

  海外のリアルマネーが長期債の上昇に乗じて売りを出したこともイールドカーブのスティープ化につながった。

  前日の米国債は下落。ムニューシン米財務長官の発言が影響した。長官は「財務省は超長期債を検討しており、作業部会が実際に精査している」と述べ、「財務省の立場から言うと、超長期債は米国にとって完全に理にかなったものとなるだろう」と続けた。

  ライトソンICAPのチーフエコノミスト、ルー・クランドール氏は、米国が超長期国債の導入前に30年債の入札規模を引き上げるとの見方を維持している。

  ニューヨーク原油先物市場で取引されるWTI先物は大幅続落し、約1カ月ぶり安値をつけた。3日に発表される週間在庫統計を控え、ガソリンと留出油の在庫は増加したとの見方が広がっている。原油在庫は減少が予想されている。

原題:Treasuries Bull Steepen, Extend Gains After Late Stock Slide(抜粋)
U.S. Stocks Edge Higher, Bonds Rise as Oil Slips: Markets Wrap(抜粋)
Oil Falls as U.S. Crude Supply Glut Seen Shifting to Fuel Tanks(抜粋)

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