米国株(2日):小幅高、ナスダック4日続伸-イベント控え様子見

更新日時

2日の米株式相場は小幅高。企業決算が楽観的な経済見通しを後押しした。重要イベントを控えて様子見気分が強かった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%高の2391.17と、過去最高値に一段と近づいた。ダウ工業株30種平均は36.43ドル(0.2%)高い20949.89ドル。ナスダック総合指数は0.1%高の6095.37で、前日に続き過去最高値を更新した。

  1-3月(第1四半期)の米経済成長率が予想より弱かったことを踏まえ、投資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表(3日)と4月の米雇用統計発表(5日)を注視している。この日は午後に前日比プラスに転じたが、こうした重要イベントを控えて積極的な持ち高の形成が手控えられる中、伸び悩む展開となった。

1

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチのストラテジスト、クラウディオ・パイロン氏は顧客向けリポートで、「リスク資産が堅調に推移しており、投資家は明らかに強気だ」と指摘。「それでも弊社としては慎重姿勢を勧める。特に今月は『5月は売るべし』というフレーズで悪名が高い」と続けた。

  この日のS&P500種セクター別では資本財・サービス、情報技術、ヘルスケアが上昇。一方、生活必需品とエネルギーは下げた。

  個別銘柄では、フォード・モーターとゼネラル・モーターズ(GM)がそれぞれ4.4%安と2.9%安。4月の米販売台数がアナリスト予想を超える減少となったことで売りが膨らんだ。アップルは引け後に決算を発表。4-6月(第3四半期)売上高の会社予想はアナリスト予想を下回った。同社は増配を発表した。

  出来高を集めたのはエンジンメーカーのカミンズや半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、ハンドバッグのコーチなど。1-3月の1株利益と売上高が市場予想を大きく上回ったカミンズは6.1%高で終了した。

原題:U.S. Equities Advance as Tech Stocks Rally for Fourth Session(抜粋)
原題:U.S. Stocks Edge Higher, Bonds Rise as Oil Slips: Markets Wrap(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE